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本書の初版が昭和54年に刊行され、以後、「コンパクトな道路交通法判例集」として交通警察に携わる警察官等に活用されてまいりましたことを、関係者一同、心より感謝申し上げます。この間、昭和62年に全面的に見直しを行い、平成16年に5訂版を発行したところでありますが、その後5年を経過し、重罰化が図られた危険運転致死傷罪等について新たな判例を追加する必要が生じましたので、今回の改訂を行うこととしました。旧版同様、本書も登載判例集名をできるだけ掲載することとし、かつ、分かりやすくしています。また、判決年月日から判例を検索するための利便を考え、詳細な索引を付けるなど、使いやすい判例集を目指しているのも同様です。なお、本書は、あくまでも「判例要旨集」でありますので、皆様方において更に掘り下げた研究をされることを期待するとともに、不備な点等があればご指摘頂きたいと思います。本書が旧版同様第一線の皆様方の実務に少しでも役立てば、編集した者としてこれに勝る幸いはありません。
はしがきより【本書の特色】1 条文順に判例の要旨が掲載されているので、必要な判例が探しやすく、見やすく、わかりやすい。2 本文では、各々の判例の最初の部分に 最高裁 高裁 地裁 簡裁 家裁 を表すマークが付いており、上級審・下級審の別がすぐわかる。3 調べたい判例は、目次からの検索と巻末の年月日別索引の検索を利用することですぐに探せる。目次からの検索でも判例年月日別索引からの検索でも最高裁判例がすぐわかるように編集されている。4 道路交通法以外の実務に必要な「危険運転致死傷罪」「道路運送車両法」「自動車の保管場所の確保等に関する法律」の判例も掲載した。5 実務に必要な判例を1000件以上掲載。6 道路交通行政の監督官庁である警察庁の研究機関「警察大学校交通教養部」の推薦図書。皆様が安心してご利用頂ける判例要旨集です。7 争点となった判例要旨が集積されており、膨大な数の判例の中のどの判例が重要であり、どこの部分が争点となってきたのか等を多忙な実務家が、素早く理解できる。